【乳児の口腔育成】母乳保育や離乳食のタイミングにまつわる不安について解説 | 浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック

浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック

新型コロナウィルス対策について

【乳児の口腔育成】母乳保育や離乳食のタイミングにまつわる不安について解説

投稿日:

カテゴリ: 小児歯科 歯科コラム

~ あけましておめでとうございます! 

              本年もよろしくお願いいたします! ~

 

こんにちは、トリートメントコーディネーターの仲村です!

皆様いかがお過ごしでしょうか?

お休みの間お口の中の事でお困りはございませんでしたか?

お正月は、お食事を楽しむ席が多くあるので、お口の中の不調に気付きやすい時期でもあります。

「あれ?なんだかおかしいな…。」と感じたことがあったら是非歯医者さんで検診を受けてみて下さいね。

また、一年が終わり浦和もちまる歯科も開院から8ヶ月目になりました。

本年は、昨年以上により良い歯医者さんになれるよう務めたいと思います!

 

本日は、赤ちゃんのお口のお話です!

 

赤ちゃんの口腔育成と成長

哺乳瓶か、母乳か…。

多くのお母様が悩まれたことがあるのではないでしょうか?

 

母乳の大切さは、強調しても強調のし過ぎるということはありません。

特に産後一週間以内の初乳には、赤ちゃんを細菌やウイルスから守る抗体成分や貴重な栄養が含まれています。

母乳には、それにもまして大切なことがあるのです。

赤ちゃんは、お母さんのおっぱいから舌と顎で乳首をしごくようにして母乳を吸う、という点です。

母乳は、その刺激によって分泌されますし、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても、この時以上に心が通い合う経験はないのではないでしょうか。

 

哺乳瓶と母乳とで哺乳瓶で育てると発育に弊害が生じるというような話もあるようですが、こちらには必ずしも根拠があるわけではないようです。

近年の研究によれば、顎の発育などにも差はでないとされています。

色々な事情で母乳保育がままならない…、そんな家庭ももちろんあるかと思います。

そんなお母さんも取り立てて心配をすることはないのです。

 

昔の粉ミルクには、赤ちゃんが好むように砂糖を加えていたこともあるそうですが、現代ではそのような問題もありません。

 

哺乳瓶で母乳を与えるのと同じように抱っこをしてあげて、赤ちゃんが吸わないとミルクが出にくい乳首を使ってあげること、また時間をかけてゆっくり授乳することが一番大切です。

授乳の時のポジションも重要です。

60度抱っこと言って抱っこする角度を60度くらいにすることで、母乳を吸う力(吸啜力)が必要になり、吸う力を養うことにつながっていきます。

また、母乳を吸う力が弱い赤ちゃんには哺乳瓶の乳首の形態にも注意をしてあげましょう。

母乳を吸う力が弱く、飲みが悪い場合にはラウンドタイプやスリーカットタイプといった形のものを使ってみましょう!

 

赤ちゃんの眠る姿勢と口腔育成

生まれてから二ヶ月~三ヶ月は、赤ちゃんの頭の形が気になります。

片側ばかり向いていると片側が扁平になっていたりすることがあり、驚かされます。

そこで、頭が丸くなるような枕を買ってみたりベットの向きを変えてみたり、心配の種は尽きません。

実は生まれたばかりの赤ちゃん(一ヶ月半程)は、上を向いて寝ることはほとんどないのです。

大体は右側のほっぺたを布団につけて、右の腕を横に伸ばして、右足を伸ばす姿勢をとっています。

これを緊張性頸反射と呼びます。

反対の腕と足はやや曲げ気味です。

頭の向きを自分で変えることは出来ません。

二ヶ月、三ヶ月と経つと、段々上を向くことが出来るようになっていきますが、三ヶ月くらいまでのあかちゃんは、まだ寝返りを打つことはありません。

この時期であれば片方だけを向いて頭が扁平になっていても大きな心配はありませんが、頭を動かせるようになったら、自然に頭のかたちはキレイに直って来るためです。

頭の形を気にするばかりに、低反発の素材の枕などを使用してしまうとかえって頭が動かしにくくなってしまったりすることもありますので注意しましょう。

 

赤ちゃんは生まれたばかりでうつ伏せにされても、硬めの布団であれば、窒息しないくらいには顔を持ち上げる力があります。

三ヶ月にもなると、うつ伏せの姿勢あをさせると、頭を持ち上げてキョロキョロと辺りを見渡すことが出来るようになります。

これは首がすわるようになったことを示しています。

赤ちゃんの為には、目の届くところでうつ伏せにしてあげることも必要な場合があります。

仰向けばかりだと、首がすわるのに時間がかかってきてしまったりすることもあります。

 

早すぎる離乳には注意!?

離乳食を始める時期、決めるのは難しいですよね。

流動食であれば、口に入れれば奥へ自然と流れていきますが、慌てて離乳食を始める必要はありません。

早すぎる離乳食には、様々な弊害があるのです。

離乳期は、食べ物が母乳やミルクから固形食に変わるだけではなく、この時期から赤ちゃんは、吸うから食べるへと生きていく上でとても大きな成長をします。

それと同時に口から自由に息を吐き出して言葉を発音し始めます。

ですので、育児を楽にするために早く離乳しよう、と考えるのはやめましょう。

いくら早く離乳を始めても本当に離乳するには時間がかかるのですから。

 

浦和で歯科をお探しの方は、浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニックまでお問合せ下さい。
ホームページ、またはお電話(0488241182)にてご予約をお受けしております。

ご予約は24時間対応のHPからのご予約がおすすめです。(初めての方に限ります)
※すでにおかかりの患者様はお電話にてご予約下さい。

浦和もちまる歯科 インビザライン

トップへ戻る