ブラックトライアングル。
投稿日:2020年5月19日
カテゴリ:未分類
こんにちは、浦和もちまる歯科院長 歯科医師の 持丸みずきです。
最近他院での矯正治療の患者様にブラックトライアングルについてご相談を受けたので今日はそのことについて書いていきます。
成長発育完了後の成人の方の矯正治療ではブラックトライアングルという歯と歯の隙間が生じることがあります。
なぜブラックトライアングルはできてしまうのか?
抜歯や外科的手術、矯正歯科治療で減少した骨量の回復や断絶されたバイオロジックスプリント*の回復に長期間かかること、それに加えて加齢変化による歯周疾患や歯槽骨の吸収もあります。 *歯の安定因子/移動因子/骨吸収や添加のコントロールをする因子
そうすると骨が吸収された状態のまま回復しないうちに、バイオロジックスプリントは新しいバランスを求めて収縮します。
バイオロジックスプリントは歯の移動因子となりますが、同時に骨量を左右する因子として作用もしてしまうということになります。
つまり骨の修復は制約されてしまい、骨の吸収量が多い場合は骨のレベルが下がりブラックトライアングルに繋がっていってしまうというわけです。
また下顎前歯部の叢生(がたつきが酷いこと)の矯正ではもともと歯間三角部の歯肉の量が少なくなっているので叢生が改善されると本来の歯間の状態になり歯肉の量が当然不足するのでブラックトライアングルができやすくなります。
ではどうしたらブラックトライアングルは防ぐことができるのでしょうか?
次回そのことについて書いていきますね!!
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