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歯周ポケットの潰瘍面形成と全身疾患との関係

投稿日:2019年6月22日

カテゴリ:未分類

こんにちは!

長雨がつづきますが、いかがお過ごしでしょうか?

今日は歯周病についてお話します。

 

~歯周病と全身疾患は互いに影響し合う~

 

歯周ポケット内面に形成された潰瘍面から歯周病菌が毛細血管に侵入し(菌血症)、全身を駆け巡ります。

その結果、様々な全身疾患を発症させたり悪化させたりするようです。内臓肥満を基盤として発症するメタボリックシンドロームは高脂血症、高血圧、糖尿病などを進行させ、生活習慣病の原因となります。

歯周病と肥満、あるいはメタボリックシンドロームとの関係も免学調査から明らかになっています。

 

≪菌塊を押し付けられる歯周ポケットの傷口≫

 

皆さんのお腹に9㎝×8㎝サイズの傷があったらどうしますか?

傷口の潰瘍面からは真っ赤な血が出ています。もちろん止血したり、感染しないように滅菌ガーゼで覆ったり、薬を塗ったりするでしょう。

では、歯周ポケットにできている潰瘍はどうでしょう。

全ての歯に深さ5mmの歯周ポケットがあると、その潰瘍面積は72㎠(9㎝×8㎝)と言われています。

これは手のひら大のサイズみたいです。

ところが、この大きな傷口は

手当どころか24時間バイオフィルムにくっつかれているのです。バイオフィルムは細菌の塊ですから大便と同じです。ということは、ポケットの潰瘍はいつも”うんち”にさらされ、そのうえ毎日歯ブラシで”うんち”に押し付けられているのです。

もし、お腹の潰瘍が毎日そんな目にあったら・・・。

そんな不潔なこと勘弁して!と誰もが思うはずです。

でも歯周病患者さんの歯肉ではそれが起こっているようです。歯周ポケット潰瘍面は細菌の塊に押し付けられることによって、結果、歯周病菌は毛細血管を通じて全身に運ばれ、全身疾患の原因となります。

 

 

≪歯周ポケットの出血を止めて全身疾患を防ぐ≫

 

細菌の塊が傷口に押し付けられることによって、歯周組織の炎症は一段と激しくなるようです。

サイトカインの嵐と呼ばれる激しい免疫応答がますます活性化され、歯周組織で産生されたサイトカインは血流に乗って全身に運ばれ、さまざまな臓器、組織で炎症を起こすようになります。さらに、バイオフィルム細菌は潰瘍面の毛細血管を通じて全身に運ばれるようです。細菌が血液中に侵入した状態を菌血症といいます。歯周病菌による菌血症は、スケーリング、抜歯はもちろん、毎日のブラッシングや食事によっても起こります。

これが歯周病によって引き起こされる全身疾患の原因です。

 

 

埼玉で歯周病治療をお考えの方は

「浦和もちまる歯科、矯正歯科クリニック」までお問合せ下さい

 

 

 

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