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なぜ乳歯は虫歯になりやすいの?

投稿日:2017年12月20日

カテゴリ:未分類

もうすぐクリスマスですね!

浦和の街中もクリスマスのイルミネーションやツリーなどが飾られ、

楽しい気分になりますね。

クリニックでも受付に小さなクリスマスツリーを飾っています。

少しでも楽しいクリスマス気分を味わって頂ければと思います!

さて、今回は乳歯がなぜう蝕になりやすいかということに関してお伝えさせて頂きます。

 

近年乳歯のう蝕患者は減少ならびに軽症化を続けておりますが、平成17年度歯科疾患実態調査の報告では1~2歳の間にう蝕は増加し始め、3歳児では24,4%、5歳児で60,5%と有病者率は依然高い状態になっています。

う蝕は宿主(歯・唾液)・食物(糖)・細菌(プラーク)の3つの条件がそろって生じる生活習慣病です。これら3要因の関わりあう作用時間がう蝕発症に重要な意味を持つといわれています。これら要因は永久歯であっても乳歯であっても変わることはありません。

ではなぜ乳歯はう蝕になりやすいのでしょうか?

まず第一に、乳歯の歯質そのものが永久歯よりも石灰化度と硬度が低く、酸に対する溶解度が大きいことが挙げられます。また、乳歯は生後6か月頃の下顎乳中切歯の萌出を始め、3歳頃までに第二乳臼歯まで上下左右20本の萌出が完了します。萌出を開始してから咬合するようになるまでには6か月~1年近くの時間を要するため、この期間は食物の咀嚼による自浄作用は期待できません。さらに萌出後のエナメル質は2~3年をかけて歯質表面と唾液やプラークとの間で行われる物質交換により、ミネラル成分やフッ化物を取り込みながら物理化学的変化を受け成熟しますが、萌出直後の歯の表面はいまだ未成熟な状態で、う蝕感受性が高い時期です。これらの理由から、萌出直後の乳歯は非常にう蝕になりやすい状態といえるのです。

また、形態・構造的にも乳歯は歯の大きさが小さいだけでなく、歯冠の表面を覆うエナメル質が永久歯の約二分の一の1ミリ~2ミリと薄いのに加え、象牙質の内部にある歯髄腔が大きく、象牙質が薄いことからう蝕の発症後は進行が速いといった特徴もあります。さらに、虫歯が進んでも訴えが正確ではなく、お子様が自ら口腔衛生環境に留意することが難しいことも相まって保護者も気付かずに放置された場合には重篤な状態に至ることもあります。

そして第二にの理由には環境要因の影響を受けやすいことが挙げられます。これには保護者の生活習慣、育児姿勢との関連が強く、睡眠時間の長い低年齢期での誤った食生活習慣はう蝕を誘発しやすくなります。一般的には1歳を過ぎると飴やチョコレート、スナック菓子を与えられることが多くなり、とくに近年では、小児の食生活の特徴として各種清涼飲料(*1)の摂取頻度が高くなっていることがあります。これら飲料は多量のショ糖を含むとともに強い酸性であることが多く、離乳期、幼児期での乳酸飲料、果実飲料などの不適切な常飲によってプラークを介さずに直接歯面が脱灰する酸蝕症(*2)が近年注目されています。

一方で、局所的な環境要因では乳歯列期における特有の解剖学的形態として、口腔前庭の狭小、上唇小帯の高位付着があり、これと舌、頬による口腔機能の未成熟により、自浄性や口腔清掃の困難さから、とくに唾液クリアランス(*3)の悪い上顎前歯部にう蝕を発生させることがあります。

乳歯のう蝕は初発時期が早いほど多数歯の多歯面に疾患するような重症う蝕になる危険性が高いため、生活習慣を整えるとともにう蝕を予防し、初発時期を可能な限り遅らせることが重要です。

(*1)清涼飲料

清涼飲料は「果実・野菜飲料」、「炭酸飲料」、「乳性飲料」、「嗜好飲料」、「その他の飲料」に分類されています。

(*2)酸蝕症

歯の酸蝕症とは、各種の化学物質による歯の硬組織の脱灰浸食のことです。う蝕の場合に起こる細菌の産生する酸による歯質の脱灰とは異なるもので、日常的に摂取する飲食物との関係も深いといわれています。

(*3)唾液のクリアランス

唾液クリアランスとは口腔に分泌された唾液が薄い膜状になって歯や粘膜上を移動し、やがて嚥下によって口腔外に運ばれる現象で、このメカニズムを促進する因子として①安静時唾液分泌速度、②嚥下直前の口腔に貯留する唾液量、③嚥下直後に口腔に貯留する唾液量が挙げられます。

このように保護者の生活習慣や環境要因により、お子様のう蝕発生を遅らせる、または防ぐことができます。毎日の食生活を整えるとともに、食事のあとは必ず歯磨き!をする習慣を身につけることが大切です。

浦和もちまる歯科・矯正クリニックではさいたま市の1歳半健診、三歳児健診やフッ素塗布、お子様の治療もおこなっております。お気軽にご連絡下さいませ。

 

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