真性口臭症の診断
投稿日:2019年6月13日
カテゴリ:未分類
こんにちは。
待ちに待った梅雨明けも、もうすぐです!
今日は真性口臭症の診断についてお話します。
≪真性口臭症への対応は難しくない≫
実際に口臭がする場合の対応は難しくありません。口臭の原因は、舌苔か歯周病だからです。一方、仮性口臭症あるいは口臭恐怖症への対応は簡単ではない場合があるので、専門家に依頼するほうが賢明です。
≪口臭レベルの判定:官能試験≫
口臭を訴える患者さんへの対応の第一歩は、本当に口臭があるのかどうかを見極めることだそうです。
揮発性硫黄化合物測定器やアンモニアガス増幅測定器が市販されていますが、測定値が安定しないという欠点があるので、多くの口臭外来では、複数の人間が実際に患者さんの口臭をかいで、口臭の有無と程度を判定します。
≪におい袋を使った官能試験≫
セロファン袋の角にストローをつけたにおい袋に患者さんの呼気をためて、ストローの口を鼻に近づけ臭いをかぎます。ストロー付のセロファン袋の代わりに台所用の小さなポリ袋を使うこともできます。
臭いの強さの判定は官能試験判定表に基づいて行います。
【官能試験判定】
0 臭いなし 嗅覚閾値以上の臭いを感知しない
1 非常に軽度 嗅覚閾値以上の臭いを感知するが、悪臭と認識できない
2 軽度の口臭 悪臭と認知できる臭い
3 中程度の口臭 悪臭と容易に判定できる
4 強度の口臭 我慢できる強い悪臭
5非常に強度の口臭 我慢できない強烈な悪臭
呼気が生暖かいうちに臭いをかいでみると、生理的口臭の官能試験判定はレベル3までが多いそうです。
しかし、歯周炎による口臭は強く、レベル4~5の不快な臭いが少なくありません。
口臭が確認できないにもかかわらず、口臭を訴える場合は仮性口臭症、あるいは口臭恐怖症と考えられるそうです。
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