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小児期の顎関節症

投稿日:2018年1月4日

カテゴリ:未分類

こんにちは。

あっという間に新年を迎え、クリニックも本日4日から診療スタートしております。

皆様、お正月は楽しくお過ごしになられましたか?

昨年の5月に開業し、昨年は皆様に大変お世話になりました。

今年は開業2年目となりますが、皆様に居心地の良い、末永く通院して頂けるクリニックを目指し、

今年も努めさせて頂きます。今年も引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

 

さて、今回は最近よく耳にすることも多くなった「顎関節症」に関してお話させて頂きます。

(◇顎関節症の定義・・・疼痛・顎関節雑音・開口障害の3つの主症状が認められること)

 

近年、顎関節症は増加しており、とくに若年者にその傾向が顕著にみられています。若年者の顎関節症の発症頻度は10歳代がもっとも多く、若年発症顎関節症あるいは思春期顎関節症と呼ばれています。20歳代の顎関節症患者でも10歳代ですでに初期段階にはいっていることも考えられます。一方、顎関節造影法、顎関節内視鏡、MRI、CBCT、下顎運動測定器、筋電計など検査機器の進歩や診断法の確立により、診断や治療も進歩しています。このような経緯により、1995年には学校歯科健康診断への顎関節診査の導入が実施されることになり、顎関節異常の早期発見と早期対応を図るように求められています。

小児期における顎関節症の罹患率は成人に比較し低く、その症状はほとんどが軽度で、顎関節雑音(クリッキング)と咀嚼筋の疼痛を主症状とすることが多いとされています。顎関節症の原因は現在も明確でないものもありますが、以下に挙げられる原因が主なものとして考えられています。

 

(1)顎関節形態

小児では顎関節の形態異常自体が原因で顎関節症を発症することは少なく、学童期においては顎の偏位による関節円板方転位を生じやすく、これが大部分を占めます。また、低年齢では顎関節部の発育が未熟で平坦であるため、顎関節の可動域が大きく、顎運動時に顎関節雑音が生じることがあります。

(2)咬合関係

小児期は顎および歯列がダイナミックに成長している期間であり、咬合状態も随時変化をしています。永久歯列の完成まで咬合が不安定であることは顎関節症を生じる咬合関係の1つの要因として考えられますが、現代の食生活の軟食化傾向による咀嚼筋の不十分な発育なども誘因として考えられます。

(3)う蝕

う蝕が原因で起こる不正咬合、早期接触、咬合干渉あるいは下顎頭の変位などによって二次的に顎関節症が生じると考えられます。

(4)外傷

打撲、事故などによる強い外力が顎骨や顎関節部へ直接または間接的に加わること、あくびや大きな開口による咀嚼筋の過剰な伸展、長時間の開口、噛みしめや硬い食物を噛んだ時の応力などによっても発症することがあります。

(5)異常習癖

プラキシズムや異常嚥下、咬唇癖、舌癖、頬杖などの口腔習癖や悪い姿勢による過度の加重が持続性に咀嚼筋や顎関節に加わるため発症することがあります。

(6)社会的因子・心的因子

近年の社会環境、生活環境および食生活の変化が、顎関節症を発症させる要因として挙げられています。さらに、心理的ストレスが咀嚼筋の緊張をもたらし、顎関節症を惹起させるといわれています。心身の成長変化をはじめ、不登校、いじめ、受験など思春期は、ストレスの多い多感な時期であるため、これらが心理的要因となって顎関節部の支障をきたすケースもあると考えられます。

 

このようにさまざまな原因がありますが、小児期の顎関節症の治療を進めていく上でのポイントは次のようになります。

・小児期の顎関節症の病態は関節円板障害が大部分を占めており、重症化するケースはほとんどありません。初期の場合は顎関節雑音のみの場合が多く、定期的な観察で一過性がどうかをまず見極めます。

・痛みや開口障害がある場合は症状の改善を図らなければなりませんが、成長発達期にあるため、可逆性の保存治療法を中心に選択します。不可逆的な治療は初期治療では行うべきではないとされています。

・発症は歯列・咬合の発育に伴う生理的変化に関連していることが多いため、顎口腔系の正常な成育を促す目的で、咬合異常の除去や機能的トレーニングを実施することが効果的な場合もあります。

・精神的な発達過程にある時期であることを考慮する必要があります。

 

現在、学校歯科健康診断に顎関節の診査が加わっております。要観察と判定される症状のほとんどは顎関節雑音で、間接円板が前方に転位し、顎運動の閉口時にカクカク、あるいはカクンカクンという音がします。顎関節雑音は一時的な発生が多く、疼痛を伴わない場合は一般的には積極的な治療は行いません。開口障害、あるいは顎関節痛を併発した場合には、再診療をお勧め致します。要精検と判定された場合は、医療機関への受診をお勧めします。

 

学校歯科健康診断で顎関節に症状が認められた場合は、普段の生活で気を付けて頂きたいことがあります。

・食事の際はよく噛んで食べる、両側で均等に噛むことを心掛けましょう。

・勉強中やテレビを観ている時は頬杖をつかないようにしましょう。また、無意識に食いしばらないようにしましょう。

・極端に大きな口を開けたり、硬いものを無理に噛まないようにしましょう。

・症状が悪化した場合は、速やかに専門医に相談しましょう。

・毎日適度な運動をして、あまり気にし過ぎないようにしましょう。

 

浦和で小児歯科、矯正歯科、一般歯科をお探しの方は、浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニックまでお気軽にご連絡下さいませ。

 

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