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歯髄の痛み~痛みを感じない人っているの?~

投稿日:2017年8月10日

カテゴリ:未分類

 

痛みを感じない人間がこの世に存在するのか?

 

痛みの語源は、天罰や処罰を意味するギリシャ語のPoine、ラテン語のPoenaであるとされいます。

確かに耐え難い激痛の苦しみの中では、天罰や処罰という言葉の持つ意味に相当する苦しみを味わうこともあります。しかし、この痛みは、生身の体が外界に向かって助けを求めているサインでもあります。

この生体のサインがなければ、動物は生き続けることができません。

もしも、”痛み”という感覚が人間になかったらどのようになるでしょうか?

われわれ歯科医や外科医にとっては好都合ですが、患者さんにとっては病気が進行しても平気であり、体力の続く限り動きまわってしまいます。また、体を動かす場合でも、痛みがなければ限度を越えて肉体は破壊されてしまい歩くことも手を振ることも困難になってしまいます。

 

このようなことが起きないように、生体にとって軽い刺激は快感として、強い有害な刺激は痛みとして感じるようになっています。

 

 

常染色体劣勢遺伝疾患の1つに、家族性自立神経失調症という病気があります。

この病気は、涙の分泌物欠如、皮膚の発赤、情緒不安定、運動失調、反射機能低下の他に、痛覚の欠如ないしは闘値の著しい上昇を特色としています。

1万人~2万人に1人の出生率で、30代までに殆ど死亡してしまう疾患とも言われています。

このような患者さんは、体を強く打っても痛みを感じない為、生傷が絶えず、重症な状態が何度か繰り返されてしまいます。

 

また、熱いものなども平気で飲んでしまうため、舌や口腔内をやけどしてしまうこともしばしばあります。

歯科治療に際しては、痛みを訴えることがほとんどないので、施術は容易であるが、電気診に反応せず、誘発通の診査もできないために、歯髄処置に際し、的確な診断を下すことは至極困難なことになります。

歯の痛みは、病めるものにとっては苦痛ですが、生体とっては保身の手段であり、歯科医にとっては診断の重要な手掛かりになっています。

 

痛みを左右する因子として、どのようなものが考えられるか?

このような経験はありませんか?

頭痛や腹痛が生じ、悪い病気なのではないかと内心不安な気持ちで病院に行き、診察の順番を待っているうちに痛みが軽減してしまう。また、数多くの検査や診査を受けているときに、もしかしたら悪い病気で、手術を受けなくてはならないのではと不が募り、次第に気分が悪くなったり、頭が痛くなったりすることもあります。

しかし、信頼出来る主治医の先生に”全く異常はありませんよ”と一言説明を受けると、立ち所に気分が回復し笑顔を浮かべて、足取りも軽く帰宅する。生体より発信するサインとしての痛みも、時と場合によっては、深層心理と深い関係があります。このように、心に原因があって、身体に異常な症状が生じる病気を心身症と呼び、専門の診療科があります。

最近の複雑な社会構造による人間関係の不調和から、このような疾患増加しているといわれています。

歯科外来でも年々増加の傾向が感じられ、歯科心身症学会も開催されています。

特に、歯の治療は疼痛と咬合障害を伴い、急激な痛緩和が期待できず、しばしば通回数が長引くなど心身症になりやすい条件がそなわっています。

 

もちろん、歯の痛みを左右する因子の主因は、物理的、科学的外来刺激の程度によって変化します。

具体的には、虫歯の進行具合によって増加する細菌毒素の歯髄刺激を第一にあげることができます。

虫歯の進行は、表層から多菌層、寡菌層、先駆菌層、混濁層、透明層、生活反応層、象牙質層に分類されますが、全ての症状が、以上のようになっているわけではありません。

虫歯の進行は、歯にとっても、また人間にとっても悪玉である細菌の侵入度、毒素の強さ、数などによりまた、侵入される側のエナメル質と象牙質の形態によっても左右されます。

更に、外来刺激によりわが身を守るために歯髄組織は、原生象牙質直下に、さらに象牙質を添加して先守衛策を企てます。

しかし、生体の二重、三重の砦も、歳月の流れには勝てません。細菌達の進行に抗えずその時が近づくにつれて歯の痛みも増加していきます。細菌が歯髄組織に侵入して、猛威を振るうとき、歯の痛みは絶頂に達します。このような時期の歯の病態を急性化膿性歯髄炎と呼んでいます

大の大人もしばしば涙を流すほどの疾患であるとも言われています。

 

痛みを左右する因子として、もう少し具体的因子についてお伝えします。

現在の日本では、歯を磨かない人はあまりいないかと思います。

歯を磨く時、あるいはうがいをする時に、多くの人が歯の痛みを経験したことがありませんか?

さらに、強く力を加えると痛い場合には、次回より軽く力を加えるように、また、冷たい水でうがいをすると痛みが生じる場合は、温水でうがいをするようになったのではないでしょうか?

歯の表層の欠損部を擦過することによる痛みは、加わる刺激の強さと、その刺激によって興奮する神経の興奮性や刺激伝導通路の形態に左右されます。

刺激の侵入形態を、電子顕微鏡で観察をしますと、拡張象牙質細管やこれらの細管の集合体などが認められ、千差万別の形態をしています。

 

では、どうして冷たい水や熱いもの、あるいは辛いもの、甘いものを食べた時に痛みを感じるのでしょうか?

温度は、正常な歯の表面を伝導する場合は、等温線状に拡散します。

しかし、温度刺激が神経終末部の分布すると思われる部位に到達する前に、痛みが生じると言われています。

このことが、もし本当であるとするとなぜ痛みは生じるのでしょうか?

痛みの生じるのは、歯質に加えられる刺激の程度によって、象牙質管内の組織液の移動量が左右され、刺激が強くなれば、それだけ移動量も大きく、痛みが関与する受容器の興奮が高くなって、強い痛みとなるということになります。では、組織液が移動しなければ痛みは生じないのでしょうか?

そんなことはなく、電気刺激による誘発痛などは神経に直接作用し組織内のイオンの移動により痛みが生じ、電気刺激は刺激量の調整も容易である為歯髄の診断の際に生死の判定法として最も有効な方法としても使用されています。

 

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